撮影、企画=Pepelontano
雑務、雑用=TImusica
トレビア~~~ン! 私はさすらいのトレビアン、Pepelontano(ペペロンターノ)。人は私を天才マルチアーティストと呼ぶ。 ようこそ、私の秘密のアトリエにお越しくださいました。みなさま、よほどお暇だったのでしょうね。え? 全然暇じゃないって? 誰もお客がいなくてあんまり哀れだから、仕事の合間にわざわざ来てやったと? 30秒ほどでサッと見終えてお茶したい? そんでもってインスタしたい?ふふ~ん、これはこれは、ハッキリとものをおっしゃる。何て失礼な・・・、あ・・・、いえ、何て正直な方たちだ。好きですよ、好きですよ、そういうストレートなもの言い。 それはさて置き、ここで出会えたのも何かの御縁。30秒と言わず、出来れば3分くらいお付き合いくだされば、この上なき幸せ。 さあさあ、記念すべき第一回作品発表会は、デジカメ写真展「逆光~水玉少年少女~」でござ~い。夏の陽射しに戯れる子供たちのキラメキを影絵のイメージで切り取ってみたぜよ。 それでは孤高の天才Pepelontanoの渾身のスーパーショットの数々、とくとご覧ア~レ! トレビア~~~~~~ン!! |
★文章には多少の誇張や虚偽が含まれている可能性がございます。ご注意くださいませませ。
とある高名な美術評論家 「ふむふむ、『Water Bridge』とな。つまり『水の橋』。ほうほう、白と黒のコントラストが実に印象的、尚且つ、空の青さが夏へのプレリュードを大胆に演出している。なるほど、これは中々細やかな所まで描写されたリアルな〈絵画〉じゃな」 その妻 「あなた、これは〈写真〉ではないですか。恥ずかしいったらありゃしない(ポカッ!!)」 |
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近所に生息するハナタレ小僧 「ふあ~、いいな~、すげぇな~。オレんちってばよぅ、風呂もシャワーもねえもんな~。ほぅら、母ちゃ~ん、ごっついシャワーだぜ~。ぶっとい水鉄砲だぜ~。あんなに遠くまで飛んでら~」 その母 「お、おバカ! 何てことしてんのよ、人様の前で。それはアンタのおしっこでしょうが! は、早くしまいなさい!」 |
名古屋の未亡人 「ひえ~、でぇら早ぇがや。このケッタ」 大阪のおばちゃん 「ケッタ? 大阪人はそんな言い方せえへんよ。自転車はチャリンコ。よう覚えときや」 名古屋の未亡人 「そんなこと、どーでもええがや。それよりこの味噌煮込みうどん、めちゃんこうんみゃあワ(づるづる)」 大阪のおばちゃん 「フン! こっちのお好み焼かて負けてへんで(ムシャムシャ、ガツガツ)」 Pepelontano 「ゴ…、ゴホン。もしもし、そこのご婦人方。ギャラリー内での飲食はご遠慮いただきたい」 大阪のおばちゃん 「何やて? どこで何食おうがウチらの勝手やろ。どこに〈飲食禁止〉って書いとんねん!」 名古屋の未亡人 「そうだが。それにこの人は〈ご婦人〉じゃないがね。〈オバハン〉だに」 大阪のおばちゃん 「何言うてけつかんねん! もう食う気なくしたわ。兄ちゃん、これ捨てといてんか。あー、ケッタくそ悪!」 名古屋の未亡人 「それみゃあ、おみゃあさんも〈ケッタ〉言うたがあ。ケッタケタケタケタケタケタ!!」 |
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元戦場カメラマン YOICHIRO 「ここはもしかしてぇ…、日本から遥か西の彼方にある某国境の街…。そう言えば、あの塔、見覚えがありまぁす。もしかすると、あれは旧約聖書に出てくる〈バベルの塔〉ではないでしょうか。近年、あの辺りは広大なオアシスとアリババの財宝を巡って、日々戦闘が繰り広げられている危険な地域だと聞いていまぁす。ああ、何て酷い。あんないたいけな子供たちまで戦場に駆り出されるとは…。〈戦闘少女〉なんてあんまりでぇす。ああ、記憶が…、あのおぞましい記憶がフラッシュバックしてきましたぁ。ああ、あああ、おああああああっ!!!」 となりのインド人 「Are you OK?」 元戦場カメラマン YOICHIRO 「ハッ…、…全然OKじゃないでぇす。もうこれ以上、耐えられそうにありませぇん。僕は〈戦闘〉ではなく、〈銭湯〉に行くことに決めました。ババンババンバンバン♪ また来週…」 |
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とある高名な美術評論家 「元気があってよろしい。子供たるもの、こうでなくっちゃいかん。わしもジャンプせずにはいられな~い。ジャーンプ! イェ~~~イ!」 グチャ! ゴキッ! その妻 「ギャアアアア!! 痛~~~い!! あなた、よくもわたくしの足の上に(ポカッ!!)」 |
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とある高名な美術評論家 「『夏をあきらめない』か。その通り、何事もあきらめてはいかんな」 その妻 「そうね。わたくしも…、まだ子供、あきらめていなくてよ」 とある高名な美術評論家 「そうかそうか、ムフフフフ…💛」 その妻 「あなた、本気になさらないで! もう、恥ずかしいったらありゃしない(ポカッ!!)」 |
とある高名な美術評論家 「いやあ、実に充実したひと時を過ごさせていただいた。ええっと…、ペペロンターノさんと言いましたかな? ものは相談だが、是非ともこの〈絵画〉をお売りいただきたい」 その妻 「ちょっと、あなた、またですの? これは〈写真〉だって言ったでしょうが(スカッ!)。アラ、はずしちゃったわ」 とある高名な美術評論家 「フッ、もうその手は食わんぞ」 Pepelontano 「マァマァ、お二人共…。では、早速御商談の方に移らせていただきましょうか。ズバリ、作品の価値、即ち価格は、お客さま自身でお決めくださって結構です」 とある高名な美術評論家 「妻に三度も殴られて、頭には三重コブ。…ということで、三十円でお譲りくだされ」 ボカッ!!! |
このたびは、ご鑑賞くださり誠にありがとうございました。
これに懲りず、またのご来館お待ちしております。
森ノ美術館館長 Pepelontano