君をつつむ…
<作詞作曲編曲 TACIAO>
君が求めるもの探しているもの
時が経つほどにわからなくなる
その胸に秘めているときめきの蕾に
戸惑ってる
君をつつむ 全てつつむ
過ぎた日も 巡る日も まだ見ぬ明日も
僕を越える眼差しも
どこにいても信じ続けられる
君をつつむ…
生まれた所も 心の軌跡も
何もかもが違う 別の二人だもの
僕だけの世界に 君を閉じ込めるのは
もうやめよう
君をつつむ 全てつつむ
真実も 沈黙も 聞こえぬ嘘も
夜霧に消えた過ちも
あるがままを受け止めてゆける
ふと見上げた大空のように
もっと広い心で…
君をつつむ 君をつつむ
眩しさも 醜さも 光も影も
君が放つもの全て
いつまででも僕はここにいるよ
君をつつむ 君をつつむ…
~屋根裏の囁き~
<魔術師、占い師、お月さま>
ヒソヒソ ザワザワ・・・
ヒソヒソ ザワザワ・・・
君をつつむ・・・にゃーんて、
どうやって包むんだにゃん?
でっかい風呂敷がいるんだにゃー。
アンタ、バカかい。
例えだよ、例え。
ああ、アタイも包まれてみたいねぇ。
どーせにゃら、オイラは現金を
包んでほしいにゃー。
おーヤダヤダ。
夢もへったくらもあったもんじゃないよ。
これだから、教養のない男は嫌いだね。
フンだにゃん!
オマエに嫌われても痛くも痒くもにゃいぜ。
ん?
カユイ?
にゃんかカユクなってきたんだにゃー。
きっと、歯の浮くような軟弱な歌詞の
せいなんだにゃん!
ああ、カユイカユイカユイカユイ。
たまらにゃ~い!!
そうじゃないだろ、バーカ。
アンタ、最近風呂入った?
バカにするにゃ。
こう見えてもオイラは、相当綺麗好き
なんだにゃー。
風呂くらい、半年前に入ったにゃん。
やっぱりね。
どうせ、そんなこったろうと思ったよ。
そりゃ、ノミだよ、ダニだよ。
シラミが涌いてんだよ!
気持ち悪いねぇ、寄るんじゃないよ。
カユイカユイカユイカユイカユイカユイ
カユイカユイ・・・ユカイユカイ。
ああユカイだにゃーんだふるふる。
ダメだこりゃ。
ところでさ、アタイの占いによると、
どうやらTACIAOは恋してるね。
「君をつつむ 全てつつむ
真実も 沈黙も 聞こえぬ嘘も~♪」
だなんて、意地らしいじゃないか。
何だか、ピアノの音も切ないねぇ。
「聞こえぬ嘘」ってにゃんだ?
聞こえないのにウソって分かるのか?
それに、「夜霧に消えた過ち」って、
消えたものを受け止められるわけが
ないんだにゃん!
アンタもそう思う?
アタイもだよ。
オマエもか?
ニャハハハハハハハハ。
ゲラゲラゲラゲラゲラゲラ
(笑っちゃ悪いけど)。
これこれ、静かになさい。
あんまりTACIAOを笑っちゃいけませんよ。
お月さまは、ちゃーんとあなたたちのことを
見ていますからね。
それにしても、「君が放つもの全て」には
笑えますわねぇ。
放ったのがオナラだったら
どうするんでしょうね。
逆に包まれてしまうざんしょ。
おお、臭い臭い。
オッホホホホホホホホ。